重合器
重合器について
歯科の領域で、重合器は保険適用のプラスチックの歯・入れ歯に用いられる材質のレジンを重合するために用います。
レジンには、光を照射することで重合するものや熱を加えると重合するものなどがあります。
当院で扱っている重合器についてご紹介します。
アクセルキュア
技工用の光重合器です。
前歯の被せものを製作するときに、硬質レジンを固めるために使います。
様々な色のレジンを重ねて固めることで、天然歯に似た色調に仕上げていきます。
大光量のメタルハライドランプが採用されており、重合がハロゲンランプ採用器の約1/2の時間で行なえます。
発熱も少なく、熱影響の少ない精密な重合物が得られます。
フィットレジン マルチキュア
主に入れ歯を製作する過程で使用します。
目的に合わせて選べる多彩な重合モードが搭載されているタイプです。
適合性を追求した「スタンダードモード」、適合性と物性を両立させた「ステップモード2」の他、流し込み法や加熱重合レジンにも対応できるモードを搭載しています。
症例に応じて選択できる重合モードにより、適合のよい入れ歯が出来上がります。
入れ歯の修理などにも活用できます。