治療期間

Q1 歯医者にどれくらいの間隔で行けばいいですか?
A1

歯周病の原因であるプラークは歯ブラシや専門の器具を使って取り除きます。しかし取り除いた後もプラークは、毎日少しづつ歯と歯肉の間にたまっていき、おおよそ12週間ぐらいで元のような状態になると言われています。
ですので、治療終了後、3、4ヵ月後に来院いただき、プラークが悪い作用を起こす前に、専門家によるメインテナンス、ケアを受けて、プラークを取り除き歯周病の再発を防止することが大切です。

Q2 歯の治療に時間がかかるワケを教えてください。
A2

削って詰めればオシマイ!…ではありません

むし歯の治療は、削って詰めてオシマイ…と思っていませんか?
確かにむし歯の歯1本は“治った”かもしれません。しかし、その歯は、本当に“機能を回復している”のでしょうか?
歯はたとえ1本でも、かみ合わせと深く関係しています。かみ合う相手の歯がなければ歯としての機能を果たせません。
そのため私たちは、削ったり詰めたりする前に周りの歯や歯肉の状態を調べ、あなたのお口の中全体の健康を考えて診療にあたっています。治療に時間がかかるワケをどうぞご理解ください。

土台づくりをまず先に…

土台づくりをまず先に… 図説

家を建てるとき、最初にすることは地ならしと土台を作ること。歯科治療でも同じです。
土台である歯を支える組織に問題があれば、歯はやがて抜けてしまいます。
そこで私たちは、治療を始める前には歯肉の検査をし、歯石を除去したり歯周病があればその治療をしたりしてお口の環境を整え、それから詰めたり被せたりする治療を行います。こうしたお口の土台づくりが、治療の結果を長持ちさせるのです。

治療はかみ合わせを考えて行います

かみ合わせ 図説

歯を失ってしばらく経っていると、なくなった歯にかみ合う相手の歯は、相手を失っていたために動いています。また、なくなった歯の両隣の歯は、互いを支える歯がないので寄ってきています。
こういう場合、歯だけを治療すると、かみ合わせが狂っているので顎関節症や体調不良を起こす原因になります。
そこで、義歯やブリッジなどの治療を始める前には、これらの動いた歯を元の位置に戻し、先にかみ合う面をそろえる治療を行うのです。

Q3 歯周病の治療はどのくらいの期間がかかるの?
A3

歯周治療は歯ぐきの治り方やブラッシングの状態を確認しながら、次のステップの治療へ移行します。初期の歯肉炎であれば、比較的短期間で終了することもありますが、中等度以上の歯周病の場合には病状の程度にもよりますが、比較的長期にわたることが多い傾向にあります。治療後も引き続きメインテナンスが不可欠で、定期的な検診が必要です。

※参考サイト 「日本臨床歯周病学会」

Q4 男児8歳。下の歯が上の歯より出ています。見た目はあまり気にならないので学校検診で指摘されても放っていましたが、最近噛み合わせが気になると本人が言います。矯正費用、期間だいたいどれくらいかかりますか?
A4

小児の矯正についてですが、症例によって金額・期間が変わってきます。
直接お口の状態を診させていただかなければ判断できませんが、以下を参考としてください。

A)診査・診断料

22,000円(税込)

B)装置(1装置につき)

44,000円(税込)~
※平均:片顎2~3装置必要

C)通院1回につき

1,100円(税込)
※通常2週に1回

期間は半年~2年くらいを目安としてください。

Q5 長年歯並びの悪さに悩んでおり審美歯科の治療を受けたいと思っています。しかし、4月に引っ越しが決まったので、できれば3月中に治療を終わらせたいと思っています。審美歯科治療はどのくらいの期間が必要でしょうか?
A5

 治療期間が1ヶ月ということもあり、あまり時間もありませんので、一度すぐにでもご来院いただきたいと思います。

その上で、治療計画を立て、どのような治療をするのか、期間内に終えるためにどうすすめていくかなどを検討致します。

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