Question
金属のインレーを使う治療とはどんなところが違うのですか?
Answer
詰め物の材料が歯に直接しっかりと接着するので従来の治療のように、詰め物が外れないように穴を拡げる必要がありません。しかも、歯の表面をコーティングするので治療済みの歯をむし歯から守ることができます。
審美的な治療も可能です。精密な処置が必要な分、メリットの多い治療法です。
しかし、症例によっては自費治療になることもあります。メリットをお話しましょう。
1.歯を削る量が少ない
コンポジットレジンが歯にピタリと接着するので、穴の形を詰め物が取れないように拡げて整える必要がない。
2.表面をコーティング
むし歯になったところをコーティングできるので、治療後に二次う蝕になりにくく、しみることも少ない。
3.審美的な治療ができる
歯と同じ色で治すことができる。また、歯の形を変えるなどの審美治療も可能。
4.修理や再治療がラク
着色したり欠けたとき、修理や再治療が可能で、その際も削る量が少ないので、歯に与える負担が小さくてすむ。
5.インレーと違い1回で治療が終わる
※参考書籍 「nico 2010.7 クインテッセンス出版株式会社」