Question
口内炎ってどんなときにできるの?
Answer
お口のなかにできる厄介もの、「口内炎」。
じつはこの言葉にははっきりとした定義がなく、お口に炎症があればそれを「口内炎」と呼ぶ、という程度の大雑把な意味で使われています。
粘膜を噛んだり、化学薬品などの刺激によるもの、風邪などで全身の免疫力が弱くなった時や、体調不良、栄養素の欠乏、精神的ストレスが原因でできることがあり、できやすい体質の方もいらっしゃいます。
口内炎のなかでもっとも身近なのが、白くポツッとでき、食事のときに痛くてしかたない「アフタ」。何日か痛みに悩まされますが、いつのまにか消えるので、口内炎というと「放っておけば治るから大丈夫」とつい思いがちです。ところが、口内炎と俗称されるものには、アフタのほかに、細菌やウイルス感染によるもの、カビによるもの、キズによるもの、全身疾患の症状がお口のなかに出ているもの、さらには口腔がんが疑われる病変までが含まれ、放っておいてはまずい病気も多々あります。
何週間たってもよくならずに気になっている「口内炎」は、放っておかず、歯科や口腔外科に受診するようにしましょう!
加藤歯科では患部にレーザーを当て、ビタミンC、うがい薬、塗り薬の処方を致します。
また、歯磨きや洗口を行い、口の中をきれいにすること、普段の食事をバランスよく食べることが予防にもなります。
倉岡
※参考書籍 「nico 2013.9 クインテッセンス出版株式会社」