Question
小さいころのクセは歯ならびに影響するとよく聞きますが、どう影響するのでしょう?
Answer
1.口呼吸
なにかに夢中になっているとき、口が半開きになっているお子さんをよく見かけます。
口呼吸は、あごの発育に悪影響を与えるばかりでなく、むし歯や歯周病の原因にもなります。
鼻や全身の健康のためにも、鼻呼吸は大切です。
2.飲み物による食べ物の流し込み
やわらかい食事をよく噛まずに飲み物で流し込んでいると、あごの発育によくありません。
「毎日の食事3回×365日×何年」の違いはとても大きいのです。
よく噛んで食べる習慣をつけましょう。
3.指しゃぶりや舌のクセ
指しゃぶりは、出っ歯や開咬という前歯が噛みあわない状態の歯並びの原因になり、しかも舌の悪いクセも作ってしまいます。2~3歳になったらやめるようにしましょう。寝るときに手をつないであげるとか、かわいい指人形をつけてあげるなど工夫してみましょう。
4.片噛み
むし歯の痛みや、歯の生え変わりのときの違和感の影響で、片方でばかり噛んで食べるクセが残ってしまうお子さんがいます。
これがずっと続くと歯列のゆがみやあごの骨のゆがみにつながることがあります。
5.ほお杖
テレビを見たりするときに、ほお杖をつくクセはありませんか?
ほお杖もやはり歯列のゆがみやあごの骨のゆがみにつながります。
6.うつぶせ寝
いつもうつぶせ寝をしていると、あごの骨のゆがみを起こす原因になります。
睡眠時間は長いので、毎日の影響は大きいのです。