Question

癖が顔やからだを歪ませるって本当?

Answer

動物の顔は本来、左右対称です。
むし歯や歯周病で歯を失った人は、あごの使い方がアンバランスになります。左右どちらか片方でかむ癖のある人も同様です。これが続くと、歯並びが崩れ、歯を痛めることになり、顔のかたちも歪みます。生まれたばかりの一卵性の双子は、そっくりの顔をしていますが、年を取るにつれて顔が違っていくのは顔のアンバランスが進むためです。そして、態癖で顔に外からの力を加えると、顔は非対称になります。
からだや顔を歪ませる態癖の代表は、頬杖と睡眠態癖ですが、いつも見にくい位置にあるテレビのほうを向いて食事をするだけでもあごの位置は歪みます。いつも片方の手で荷物を持つ、手の上にあごを載せて長時間読書をする、職業上長時間横を向いているなど、あごやからだを歪ませる原因はあらゆるところにあります。舌の癖や唇の癖でも歯並びは影響を受けます
あごが歪むとバランスを補うために姿勢が歪みます。姿勢のゆがみは、さまざまな全身症状を起こします。体調を崩す元は、ご自分の生活習慣に潜んでいるのです。

歯並び・からだの歪みを自分で直すためには、ご自身の態癖・悪習慣を振返り改善しましょう。

 ※参考書籍 「態癖と生活習慣のアドバイス(小冊子) 著者:筒井塾 筒井照子」

お探しの情報は何ですか?

関連記事

このページを見た人は以下のページも見ています