Question
インビザラインの不適応症例にはどんな症例がありますか?
Answer
外科治療が必要なケース、特に骨格性の反対咬合に該当する症例は、アライナー(マウスビース矯正装置)で治療することはできません。ディープバイト(深い嚙み合わせ)症例を治すこともできません。
また明らかに歯性で正中がズレていれば正中のズレは治せますが、下顎前歯1本分以上ズレている場合は骨格性にズレている可能性が高くなり、そもそも外科治療の適応となる可能性が高いです。骨格性の大きなズレがあれば、アライナー以外の治療方法を選択する必要があります。
さらに成長期における受け口の症例に関しても、アライナー治療は難しく、不適応症例となります。
※参考書籍
「GPのためのアライナーシミュレーションガイド」
著 荒井昌海 クインテッセンス出版株式会社