Question

歯の定期検診って必要なの?

Answer

歯科に健康なときから継続的にかかることの最大のメリットは、お口のなかの小さな変化にも「気づいてもらいやすい」ということです。

歯や歯ぐきが痛みだしてから治療をすると時間も費用もかかってしまいます。

多くの人の場合、歯が痛い、腫れているなど自覚症状が出てから来院されますが、定期的にチェックすることで、早い段階で虫歯や歯周病を予防、治療することができます。

また、お口のなかを清潔にし、被せものや入れ歯の不具合など粘膜に慢性的な刺激が加わるようなトラブルを解消しておくと、粘膜に起きるさまざまな病気や口腔がんのリスクをグッと下げることができます。

定期検診では、毎日の歯磨きだけでは残ってしまうしつこいむし歯菌や歯周病菌を、プロのワザでしっかりとかき出し、減らします。他にも、歯石や着色の除去、初期の虫歯の治療、被せものや口腔内の状態のチェックなどを行います。

一度除去しても2~3ヵ月で元の状態に戻ってしまいますので、何ヶ月かごとに定期的に行い、リスク管理をしましょう。トラブルの起こりにくいお口を長く維持することができます。

歯と粘膜の健康、そしていのちを守るために、「治療」ではなく「予防」のために、歯の定期検診をはじめましょう。

歯科の定期検診の頻度についてのQ&Aはこちら

 

※参考書籍
 「nico 2009.2 クインテッセンス出版株式会社」
 「nico 2020.11 クインテッセンス出版株式会社」

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