Question
顎関節症と間違えやすい疾患はどのようなものがありますか?
Answer
次の3つの疾患がよく間違われます。
智歯周囲炎
最も間違う頻度が高く、智歯周囲歯肉の圧痛、顎下リンパ節の圧痛で鑑別します。
根尖性歯周炎・歯髄炎
自発痛、歯の打診痛、顎下リンパ節腫大や圧痛、X線所見で鑑別します。
関節突起骨折
単純X線撮影では判定できない場合も、問診(外傷の確認)、下顎骨を押して疼痛が出現するか、などから鑑別します。
※参考書籍
「顎関節症のリハビリトレーニング」
木野 孔司 編著 医歯薬出版株式会社