Question
うちの子は構育障害があるのですが、いつからトレーニングを始めればいいですか?
Answer
子どもの場合はおよそ5歳頃です。言語の先生の指示に従って、30分程度集中して課題に取り組めることが条件となります。文字が読めること、ことばを一つ一つの音のつながりとして理解できれば指導がやりやすくなります。
大人の場合は、発音を必ず治したいという目的意識がはっきりしていることが大切で、開始年齢は問いません。
構音訓練の開始条件
・音の誤りが習慣化している
・自然治癒傾向が認められない
・構音障害の原因となる器質的疾患がないか、すでに医科・歯科的な対応が行われている
・構音訓練が実施できる程度の集中力があり、発達の遅れが軽度である
・構音障害による心理的ストレスが生じている可能性がある
・構音訓練を持続的に受けられる環境である
※参考書籍
「MFT臨床 指導力アップ・アドバンス編」
監修者 山口秀晴、大野粛英、高橋 治、橋本律子 わかば出版