Question
薬の飲み合わせは、どのように気をつければいいのでしょうか?
Answer
注意が必要な飲み合わせおよび食べ合わせの主な例は下記の表をご覧下さい。
副作用がおきるような注意すべき食べ合わせ、飲み合わせがある場合は、お薬の説明書に書かれることになっています。判断に迷ったら、薬局に相談しましょう。
薬の種類や成分 | 食べ物や薬 | 飲み合わせによる副作用 |
---|---|---|
高血圧治療薬 (ジヒドロポリジン系カルシウム拮抗薬) |
グレープフルーツジュース | 血圧低下作用が強まる |
睡眠薬 | アルコール | 薬の効き目が強まる |
喘息治療薬(テオフォリン) | たばこ | 薬が効きにくくなる |
抗凝固薬(ワルファリン) | 納豆 | 薬の効き目が弱まる |
胸焼けをおさえる薬 (水酸化マグネシウムが主成分) |
ニューキノロン系抗生物質 | 抗生物質が小腸から吸収されにくくなる |
金属を含む制酸剤 (胸焼けをおさえる薬) |
テトラサイクリン系抗生物質 | 薬の効き目が弱まる |
痛み止め | 総合風邪薬 | 解熱鎮痛成分が重なり、効きすぎる |
※参考書籍
「Newton 2015年8月号」 株式会社 ニュートン プレス