Question
自分の免疫力を知る方法はありますか?
Answer
体温を測ってみましょう。人間の体が活発に機能するために必要な深部体温は37.2℃です。わきの下で36.5℃前後です。血管を収縮させたり拡張させたりして熱の放出をコントロールし、体温維持をしているのが自律神経です。そのため、自律神経のバランスが崩れると体温が低下します。免疫力は自律神経と連動していますから、わきの下の体温が36℃以下の低体温の人は免疫力も下がっている可能性が高いのです。
■測定部位とベストな体温
舌下 36.5~36.8℃
舌の下に体温計を入れて測る。わきの下よりも深部体温に近く、測り方で差が出ない。
わきの下 36.5℃前後
体温計の挟み方などによって正確な温度が出ないことも。舌下よりも温度が低い。
直腸 36.5~37.0℃
深部体温に近いが家庭で測るのは難しい。病院での治療時などに測られることがある。
深部体温 37.2℃
脳や内臓などからだの深部の温度。37.2℃で酵素がはたらきやすく、代謝が活発になる。
※参考書籍
「安保徹の食べる免疫力」 安保 徹 監修 世界文化社