Question
食事によっても免疫力が変わるのですか?
Answer
食事は、自律神経と深い関係があります。
そもそも消化活動は副交感神経の働きで行われているため、食事という行為は、ストレスを解消し、自律神経のバランスを整える効果的な方法です。ただし、何を食べても免疫力が高まるわけではありません。食品には、副交感神経を優位にするものと交感神経を優位にするものがあり、交感神経を刺激するいちばんの食品は塩分です。ですので、料理に塩を多量に使い続けると、交感神経が優位になり続けて免疫力が衰えることに。逆に、副交感神経を優位にするのは、マグネシウムやカルシウム、カリウムなどのミネラルです。これらのミネラルを含むものは、玄米、海藻、野菜など。食物繊維もたっぷり含む食材です。
最近は塩分に気をつける人が増えています。けれども逆に少なすぎるのも問題があります。子供が元気がないという場合は、塩分が足りないということもあります。味噌汁などで塩分を補給する必要があるでしょう。
肉食中心の人 | 菜食中心の人 |
顆粒球型 | リンパ型 |
怒りっぽい | おだやか |
バリバリ活動的 | のんびり |
元気ハツラツ | ストレスに強い |
※参考書籍
「安保徹の食べる免疫力」 安保 徹 監修 世界文化社