Question
以前、根っこの処置をしました。現在痛みもないのですが、再び根っこを処置するといわれました。なぜでしょうか?
Answer
無症状の歯に対する再根管治療着手の基準は以下のとおりと考えられています。
1.根尖部エックス線透過像があり、歯冠補綴装置の再製作が必要
2.根尖部エックス線透過像が増大傾向
3.前回の歯内療法の質を高めることが可能
4.根管内所見;根管充填材(剤)の腐敗臭や汚染
(補綴装置除去後に視診、嗅診により判断可能)
※参考書籍
「新 楽しくわかる クリニカルエンドドントロジー」
小林 千尋 著 医歯薬出版株式会社