ドクター 薬剤師は薬を飲まない <あなたの病気が治らない本当の理由>
2013.12.31
宇多川 久美子 著
廣済堂出版
どのようにお薬と付き合っていくべきなのか、正しい付き合い方とは・・・
その答えをこの本は教えてくれるはずです。
薬とは・・・
●患部に働きかける主作用と意図した作用以外の副作用とが
必ず起きています。
●不自然に作られた合成品であり、自然の生物である人間にとって毒です。
●薬を繰り返し投与するうちに身体が抵抗性を持つようになり、
薬の効力が低下していく耐性が起こります。
●薬を飲むと体温が下がり免疫が低下します。
●異物である薬を解毒するため、たくさんの大切な酵素を
消費することになり、かえって回復も遅れます。
薬で病気は治せません。薬で健康は作れません。
治すことができるのは、自分自身がもつ自然治癒力、つまり身体のバランスを正常に保とうとする恒常維持機能、傷を負ったときに元に戻そうとする自己再生機能、外部から入ってくるウイルスや細菌などと闘う自己防衛機能(免疫力)の3つの機能を最大限に発揮させること、誰かに「治してもらう」ではなく、自分で「治す」という強い気持ちを持つことが一番大切なのです。
ただし薬は絶対に使うなといっているわけではありません。 急性の症状を抑えるというすばらしいメリットがあります。例えていうと、火事になったときに呼ぶ消防車のようなもので緊急のときに使うものであり、日常的に使うものではありません。火事にならないよう日頃から火の元に気をつけるのと同じように、私たちは、薬をなるべく必要としない身体になるよう、日頃からもっと自分に気遣い、食事に気をつけ、適切な運動をするべきです。
同感です。