ドクター アンチエイジング・バトル 最終決着
2015.01.05
多くの人にとって共通の敵であるエイジング。でも、いざアンチエイジングを実践しようとすると、悩むことも多いのではないでしょうか?巷にはいろいろな説が転がっています。「アンチエイジングのためには水をたくさん飲むべきだ」という意見もあれば、「水の飲みすぎは身体を冷やす」という意見もあるし、「コエンザイムQ10が若返りに効く」としていろいろな商品が売られている一方で、「コエンザイムQ10はむしろ少ない方が寿命が長くなる」という話も、実はあったり。
本書では、そんな諸説ある疑問を“バトル形式”で紹介しています。
●院長からのコメント
「水はたくさん飲むべきか?」
たくさん飲むべきか、最低限に抑えて飲むべきか-。
人間の体は、約6割が水分でできています。そして、血液中の血漿の91%は水分でできています。じゃあ、水分が不足すると?血液中の水分も不足し、粘度が高くなり、いわゆる“ドロドロ血”になってしまいます。そうすると、それまでさらさらだった血液の流れが悪くなり、静脈内に血液が溜まって静脈瘤をつくったり、頑張って流そうとして高血圧になったり、いろいろな病気の原因になってしまいます。水分が足りないと、心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高まるというのも、このためなのです。
歯周病も水分摂取量が減ることでリスクが高くなる病気のひとつです。
どうして歯周病も?というと、これは口腔内の環境が悪化するためです。
水分が不足すると、唾液も不足し、口腔内が乾き、むし歯や歯周病も起こりやすくなります。
私の結論としては、「水は1日最低2リットルが基本」
他に何がアンチエイジングとして正しいのか・・・
私の考えをご紹介します。
一緒にアンチエイジングしましょう!
■夜9時以降は食べない。1ヶ月に1日くらい断食をする。
■フルーツの中でもブドウは最高。皮ごと食べてよりGood!
■牛乳を飲んで水素のおならを出そう。
■まぐろは水銀を多く含むので、できればやめるべき。
■スマートフォンやパソコンから発するブルーライト。
就寝2時間前から一切使わない。
■レーシック(心配無用!)で幸せもアップ。
■目から入る紫外線が肌を老化させる。
■加齢臭は日々の食べ物・運動習慣を見直せば抑えることができる。
■ビタミンCががんに効く。
■毎日0時前にベッドに入って1日7時間以上の睡眠確保。
※「アンチエイジング・バトル 最終決着」 坪田 一男 朝日新聞出版