Question
ある歯科医院で再生療法をしましたが、うまくいかなかったようで再度やらないといけないと言われました。どういう人はうまくいかないことがあるのでしょうか?
Answer
再生療法の成否には、歯牙を取り巻く環境が大きく関与しています。
例えば、歯列不正や薄い歯ぐき、再生をしたい部位がアクセスしにくい部位だったり、広範囲だったりする場合です。
その他の要因として、口が開けづらい、不適合な修復物が入っている、入れ歯のバネのかかる歯(鈎歯)の状態、唾液量が多かったり少なかったり、などがあります。
糖尿病・免疫疾患・肝疾患、腎疾患、心疾患などの全身疾患や、喫煙・舌癖・口唇癖・楽器演奏などの習癖が治療の成否に関わってきます。
※参考書籍
「フラップデザイン ベーシック編」
クインテッセンス出版株式会社